VISION

ビジョン

30年先の経営を読む

30年先の経営を読む 30年先の経営を読む

30年先の経営を読む ホロンシステムは、1988年に創業したIT(システム開発)を中心とした会社です。社名の由来はギリシャ語で“全体”という意味の“ホロス”と“個”という意味の“オン”の合成語で、個と全体の有機的結合を意味しています。即ち社員一人ひとりの考えや想いを尊重しながら、組織として強い結束を有する会社にしたいという強い願いを込めて命名しました。

おかげさまでITのスキルは日本でトップレベルと自負できるところまで成長し、創業35年を超えた今でも売上は右肩上がりで推移しております。
ただし、30年先を見据えた時、システム開発はいずれAIに取って代わられると考えています。また、30年先の日本は少子高齢化がさらに進み、人口が一億人を割ることは確実で、総人口の約40%が65歳以上の後期高齢者で占められるだろうと推測しています。そして、心身のどこかに病根を抱える独りぼっちの80歳以上の人口が1,000万人くらいになるのではと予想しています。そんな日本の悲しい課題を解決するために、30年後のホロンシステムは介護ができるヒューマンロボットを開発して社会貢献している会社になりたいと強く思っています。

30年先は企業の評価基準も変化すると思っています。今は立派な会社という基準は規模の大きさと利益の多さで決まっていますが、30年後は人々の価値観が変わり、会社の規模に応じてどれだけ社会貢献したのかという社会貢献度が指標になると思います。社会貢献に支出した金額が利益の何%に当たるか、パーセンテージの高低で評価することで大企業だけが高評価されることなく、中小零細企業も公平に評価されるのではないかと思います。
またそれに伴い会社内での社員評価にも変化していくと思います。今は主に会社の業績にどれだけ貢献したのか、職位が上がると部下の管理や育成指導が評価されています。それが30年先には社員が自発的に実施したボランティア(社会貢献)の実績が評価の対象になるでしょう。例えば、子どもたちに野球のコーチとして指導したこととか、老人介護施設を訪問し、寸劇を披露して老人たちを楽しませたとか、ボランティア(社会貢献)に費やした合計時間と、社員一人一人の1時間当たりの労働生産金額(会社から支払われた総収入を総労働時間で割る)をかけてボランティア(社会貢献)金額が算出されます。その全社員の合計金額がその会社の社会貢献金額となるわけです。
そうしたことが実現できれば、個人のボランティア活動が組織的な集まりとなり大きく成長すれば、日本が本当の意味で豊かな国民生活を送れる国になっていくと信じています。

株式会社ホロンシステム 代表取締役会長 小林 正博

ROBOT BUSINESS

ロボット事業への挑戦
ロボット事業への挑戦

今後、さらに急増する独りぼっちの身寄りのない
後期高齢者の方から「ありがとう!助かっているよ!」と
言っていただけるために!

2024

少子高齢化により独りぼっち・
身寄りのない高齢者が急増

少子高齢化により独りぼっち・身寄りのない高齢者が急増

私には102歳の叔母がおりますが、入所していた施設から「手がかかり過ぎるし、毎日のように自宅に帰りたいと言っている」とのことで、75歳を過ぎた娘夫婦が自宅介護をはじめました。それから娘夫婦は一日中、目が離せない状態が続き心身ともにヘトヘトになり、「一日も早く天上界に旅立つことを祈っています」と言う悲しい嘆きが漏れ聞こえてきます。そんな場面が30年先はより悪化していることは確実で、これを少しでも緩和するには人手ではなくロボットでカバーするしかないと思い、我社が30年先にヒューマンロボットを開発することを決断しました。

2025~

AIエンジニア・ロボットエンジニア
人財構築開始

AIエンジニア・ロボットエンジニア人財構築開始

我社の現状のシステム開発スキルに加えて、ITの知識・スキルを身に付けてAI検定の取得を目指すとともにAIエンジニアとロボットエンジニアの人財採用も進めていきます。我社は「社員」を「人財」として何よりも大切にしてきましたし、社員がより良い人生を送るために働きやすい環境や制度を実現してきました。これらはIT企業からロボット企業に変化しても変わることはありません。

2030~

ヒューマンロボット開発基盤構築開始

ヒューマンロボット開発基盤構築

ロボット開発に向けた我社の人財確保と並行して、ロボット開発に関わるAI開発企業やロボット開発企業と業務提携も進めていきます。ライバル会社として競うのではなく、お互いの長所を活かして協力し合う方ことで技術レベルの向上とコストダウンが図れて、より良い製品を世に送り出すことができると考えています。

2035~

ヒューマンロボット試作品完成

ヒューマンロボット試作品完成

我社が考えているロボットは、身長150㎝~155㎝の大きさで、金属は一切使わず人工筋肉で人間と同じくらいの体温を持っていて、二足方向、五本指が使える人型(ヒューマン)ロボットです。男女のロボットはデザイナーがデザインした仕事着を着て、できる限り外観を人間に似たロボットにしたいと考えております。人間の良きパートナーになれる技能を付け加えて利用者からペットのように可愛がられようにすることが大事だと考えています。

2045~

ヒューマンロボット稼働開始

ヒューマンロボット稼働開始

我社が特に実現したいヒューマンロボットの稼働機能は、
 「心を癒すロボット」
 「介護ロボット」
 「家事ロボット」
の3種類です。

2050

ヒューマンロボットで社会貢献

この3つの稼働機能を実現させるために努力を続けます。

心を癒すロボット

心を癒すロボット

楽器を演奏でき、歌も唄って心を落ち着かせてくれる音楽療法ができるロボットです。

介護ロボット

介護ロボット

5本指でツボを押さえて首、肩、背中、足腰を強弱をつけてマッサージして痛みを和らげてくれるロボットです。

家事ロボット

家事ロボット

瞬間冷凍技術を活用して食事の準備ができ、ベッドに寝たままで浴びることができる技術を活用して入浴をさせてくれるロボットです。